捨てればひろえる幸運の法則 (幻冬舎文庫)

捨てればひろえる幸運の法則 (幻冬舎文庫)

娘以外、全部捨てちゃいたい私…

余計な脂肪
「波動の法則」で見ていきますと、不平不満が多く、何かにつけ文句ばっかり言っているようなすごし方をしている人は、おへそまわりから下腹あたりがぼってりしていて、異様な感じでお腹だけ出ている感じになっています。
よくない否定的な想念は、おなかの中にたまるのです     (23P)

うまくいかなかった今までの考え
この世は、いつも、どんな場合でも、自分の心の内側にあることが外側に表出しているに過ぎないのです。
「幸せになりたい」と願う心が、幸せを築くもとになり、「幸せになんかなれるものか」という否定的な心が、幸せを築けないもとになっているのです。
その単純な節理がわかれば、思考の転換も、人生の好転も、簡単に成り立つのです。

しかし、今までしていたネガティブなものの考え方を〝直せ〟と言われると、人は抵抗するものです。そのままの自分にとどまろうとする力が働くものです。例え、ネガティブなものの考え方をポジティブにすることで、人生がより良くなるということが理屈ではわかっていても、慣れ親しんだ長年の自分固有の考え方の習慣から離れることに恐れを抱くのです。
それは、今まであったものがなくなるということに対する恐怖です。しかし、実際には、何かがなくなるのではなく、逆に、新しいものが生まれるだけなのですが、習慣は、未来の新しいものに進むことに、時々そうして足踏みしたりするのです。
なので、〝直す〟〝改善する〟と言う考えから離れて、その不本意な考えや、役に立たなかった考えや、ネガティブなものをこしらえてしまう考えそのものを、捨てるんだ〟というふうにしてみてほしいのです。

捨てるということは、もうひろわないということです。
自分が思い描いた理想の人生を築けなかった考え方など捨て去って、新たに、思い通りの理想を築くための考え方やビジョンをひろうのです。それは、あなたの魂が成長しようとしている中からひろえるのです。
そうして手にしたそれらの原動力は、やがて、ビジョンにしたがって動き出すようになりますから!  (105〜106p)

悪い言葉
今、この瞬間から、悪い言葉を使うのをやめる  (110p)

 

間違った努力
本を読んだり、セミナーにいったりして、モチベーションを上げるのは、それを行う力を自らの中から引き出すことができるきっかけになるからいいのです。ガ、その後の行動がなければ意味がありません。

自分の考えがまだ揺らいでいたり、夢に対して恐れを抱いていたりして、とにかく、夢が現実になる日がもう来てもいいという準備が、自分の中でできていない(略)と
準備ができていないのだから、具体的に動くはずもないのです。

そして、着手しないからこそ、気持ちだけは余計にあせって、どんどんしんどくなるのです

正しい努力をすれば、本来、望みは叶うもの

正しい努力は、必ず報われるのだという確信のもと、チャレンジすることを恐れず、楽しい気分で実際にやってみる
遠巻きにして、いらないことをするよりも、正しい行動に移せば、う〜んと手ごたえがあり、夢が叶うことが現実に近づいてきます   (124〜127p)

本当に必要なものは、そのつど、あなたに与えられる!
何かをイヤだと感じたとき、どうしようもないものを抱え込んでいるのがわかっているとき、それらを寄りよいものに変えるのは難しいと感じることがあります。
それは、自分の狭い了見の中だけで何とかしようと、抱え込んだままこねくりかえそうとするからです。

しかし、変えることも、よりよくすることもできないものは、いっそのこと、捨ててしまうことで、あなたの中がスッキリするのです
スッキリと片付いたあなたの中では、ココロノすがすがしい風が吹き、スッキリとしたクリーンな思考回路ができるのです。

そうなったときに、人は、本当はどうしたかったのかという、事の真相を知ったり、本当に持っているべき必要な考えや、かなえた生き方が、何かしら見えてきたりするのです。

そうして必要なものを願ったときに、受け取るスペースができてさえいれば、たやすく求め、迎え入れられるものなのです。

精神的にも、環境的にも、関係的にも、不必要なものを持ちすぎていたからこそ、本当に必要なものを持つことができなかったのだということなのです。しかし、いったんそのことがわかれば、この世の中が実にシンプルにできていて、なんと生きやすいものなのかがわかってくるのです。  (199〜200p)