婦人公論 2009年 9/22号 [雑誌]

婦人公論 2009年 9/22号 [雑誌]

女の運命は変えられる   江原啓之

自分の人生に満足していない人は、ほとんどが「怠惰」な心の持ち主と言える


問題を解決するための努力を惜しみ、傷つくのが怖いと行動せずにいる
スピリチュアリズムでは、この世に生きている人のたましいはみな、自ら望んで生まれてきたと捉えています。学びのために現世に生まれることを望んだにもかかわらず、ダラダラとすごすのは罪。物事がうまく運ばないというのは「怠惰」なことのカルマだと言える
そのうえ、人の中に芽生えた怠惰な心は、放っておけば根を張りコントロールできなくなってしまう



行動力のある人は、たとえ失敗をしても七転び八起き。学びを得たうえでやり直す心意気があるため、いつかは目的を達成することができますが、「怠惰」という土壌に花が咲くことはありません。



行動力のない人は学びのチャンスを逃し、ギリギリになって一発勝負に出なくてはならないために敗者復活戦に挑む機会もなく、その結果、目的を達成することができないまま不平不満ばかりが募ることになってしまう



現実逃避をするのも怠惰な人の特徴の一つです



怠惰な自分を克服すれば、人生はがらりと変わります。なぜなら行動力を持って生きることは、生かされていることに対する感謝の気持ちに通じるからです。