「何とかしたい!」を「何とかできる!」本

「何とかしたい!」を「何とかできる!」本



家事でも勉強でも荘ですが、時間をただかけたからといって上手くいくとは限りません。ダラダラと時間をかければ、その分、体も心も疲れてしまって、当然、効率も悪くなります。  (14p)

どんな小さなことでもいいですから、あえて、何かをていねいに心をこめてみる。
すると、雑にこなしても、ていねいにしても、実は、それにかかる時間にあまり差がないことに気づくはずです。ナノに、心の状態は大違い。雑にすれば、心が淋しくなり、ていねいにやれば心が優しくなります。  (20-21p)

好きなことを何でもいいから一つ、
井戸を掘るつもりで、
とことんやるといいよ。
            白州正子

人に説明するのに文字化したものを見せると、説得力が増します。 
とくに理論武装することが苦手な人は、ぜひ自分の言いたいことを文字化してみることをオススメします。
時々は、人一倍努力している自分の存在を知らせることは、職場では大切なことです。それも、感情むき出しではなく、上品に自己主張することです。
伝えることは、学びでもあることを忘れないで。   (46p)

「相手を変えようとしないこと」
自分と違った意見を持つ人を、言い負かして、自分の意見を認めさせようとしている人は、自らの正当性を一方的に主張することに一生懸命で、他者の意見を受け容れる余裕をなくしてしまいます。
こうなると、「勝った・負けた」になってしまい、実りのある議論には決してなりません。
相手の立場や考え方を理解しようとする心があれば、必ず伝わるはずです。
素直で柔軟な心をもち、異なる意見を受け容れられる、スマートな大人の女性になりたいものです。   (55p)

人生は「成功」と「失敗」の連続です。
私たちは、行動することはできても、結果まではコントロールできません。
結果は、その時々の環境やタイミング、あるいは運に左右されるものです。ですから、その結果がよかろうが、悪かろうが、むやみに舞い上がったり、やたらと哀しがったりしないことです。
ふだんから私たちにできることは、その一瞬にベストを尽くすことだけ。     (63P)

“ふりをする”というテクニックは、心の癖を買えるとてもいい方法です。自身がない人は、「自身がある人」のように。元気がないときは「元気な人」のふりを。幸せになりたかったら、幸せな人のふりを。   (98p)

なるべく早く処理すること。
いちばん良くないのは、「かたづけなくては。でもできない…」「やらなくては」と悶々と悩み続けながら何もやらないこと。これではストレスばかりがたまってしまいます。    (117p)<<



服や身の回りの品を買うお金がなかったので、それまで持っていたものを使いまわしていました。自慢ではありませんが、その当時、食費以外で買ったのはパンティストッキングのみ。
そんなときでも、お金がないことを決して嘆かず、卑下せず、どこまで節約できるかを楽しみました。    (142p)